20日に発表された「2013年度中国慈善支援報告」によると、13年に国内外の社会各界から寄せられた支援物資と支援金は総額989億4200万元(約1兆7561億円。1元は約17円)に達して前年比179億900万元(21.6%)増加し、2年続いた減少傾向に歯止めがかかった。
13年に支援が増加した原因は、慈善事業の発展をめぐる政策的環境の好転、全国の経済の安定回復傾向、自然災害の頻発による支援に対しての意欲の高まり、人々の慈善事業への意識の高まりなどだ。
13年の支援には6つの特徴がある。(1)企業からの支援が目立って増加し、民間企業と外資系企業が中心になった(2)基金会と慈善団体が最も喜ばれ、支援の7割以上がここに集まった(3)医療健康分野と教育分野に最も関心が集まった(4)株式贈与が企業家の善意の支援の新たな選択肢になった(5)ネットワークを通じた支援が重要なルートに発展した(6)国際水準との差が徐々に縮まった、の6点だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月21日 |