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中国製無人機、航続時間の記録を更新

中国国家測絵地理信息局(国家測量地理情報局)が9日発表した情報によると、中国が独自開発した長航続時間無人機リモートセンシングシステムがこのほど成功を収め、30時間の航続時間により中国のこれまでの記録(16時間)を塗り替えた。人民日報が伝えた。

同機には高性能4ストローク空冷エンジンが搭載されており、力強い動力が確保された。カーボンファイバー複合材の機体、V字型尾翼により軽量化が実現され、空気抵抗と排気量を減らし、長時間の航行が可能となった。これにより空中でリモートセンシングデータを収集する際の整合性、連続性が確保され、広い面積の地図空白区、特殊地区の測量任務を遂行できる。

同機に搭載されている、北斗ショートメッセージ通信技術に基づく遠隔伝送装置は、遠隔伝送とリアルタイムモニタリングの難題を解消し、能動的に航空管制部門にデータを送ることが可能だ。この新技術を用いれば、航空管制部門の無人機に対する統一的な監督管理、指揮・調整、運行管理が実現できる。科学者はさらに無線通信技術に基づく多周波・複数アカウントによる同時オンライン技術の難題を解消し、同空域内における複数の無人機の秩序ある飛行、相互非干渉を実現し、作業効率を大幅に高めた。

無人機航空リモートセンシングシステムはリアルタイムのデータ収拾が可能で、機動的かつフレキシブルだ。映像の解像度が高く、コストが割安で、危険な地域での作業に適していることから、世界各国がこぞって研究する課題となっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年7月10日

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