(四)メカニズムを構築する。双方のイベントは多く実施されているが、そのうち多くは内容よりも形式が重視されており、一部は同水準もしくは低水準の重複になっている。一部のイベントは誰も取り組もうとせず、一部は繰り返されている。双方はイベントの水準を高め、その影響力を拡大し、イベントの形式と内容を増やす効果的なメカニズムを構築するべきだ。私は中日間に、次の3種類の交流メカニズムを形成したいと強く願っている。(1)中日の政府・民間による文化交流調整委員会。主に双方の文化交流活動の企画・調整・促進を担当する。(2)メディアとの交流の調整に特化した委員会。両国メディアの交流は現在も実施されているが、まだまだ不十分だ。メカニズムにより両国メディアの交流を促進できれば、メディアの二国間関係における重要な力をより良く発揮し、二国間関係における積極的な影響力を拡大できる。(3)中日青年交流調整委員会。より多くの条件を作り、多くの若者がさまざまな形式により中日の交流に参加できるようにする。
他にも、両国の経済・貿易交流において、大型プロジェクトを製造業から、日本が技術力を持ち、中国が巨大な市場の需要を持つ環境保護、都市管理、新エネ活用などの分野に移すべきだ。両国の経済・貿易交流は大型プロジェクトとの支えとけん引を必要としている。これらも新たなメカニズムにより推進しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月13日
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