海軍の梁陽報道官は8日、海軍が中央軍事委員会の承認を得て、米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック2014)に初参加することを明らかにした。国防部(国防省)が9日、ウェブサイト上で伝えた。
中国海軍はミサイル駆逐艦「海口」、ミサイル護衛艦「岳陽」、総合補給艦「千島湖」、病院船「平和の方舟」、艦載ヘリコプター2機、特殊戦分隊、潜水分隊各1個を派遣する。中米両海軍首脳の合意に基づき、中国側は火砲射撃、総合演習、海上安全行動、水上艦演習、軍事医学交流、人道救援、潜水の7つの演習に参加する。中米双方は病院船で医学フォーラムを開催し、相互の艦艇を見学する。また、中国側は艦艇公開日を設けるほか、将兵による二国間、多国間交流活動を行う。
6月中旬に中国、シンガポール、ブルネイの部隊はグアム沖で米海軍巡洋艦と合流し、合同艦隊を編成してハワイ・真珠湾へ向かう。航行中も通信、海上補給、緊急対応、軽火器・主砲の対海射撃など各種訓練を行う。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年6月9日 |