「これはショッキングな暴力テロ事件だ」。ベルギー・ブリュッセル自由大学の張蕾研究員は「中国政府はテロリストを厳重に処罰すると宣言した。これは新疆と中国の人々に対する厳粛な約束だ。中国は東アジア、さらには世界の平和と発展の重要なパワーであり、平和を破壊し、民衆の安全を脅かすいかなる行為に対しても強力に打って出る必要がある。これは自国民に対する責任であると同時に、世界平和に対する責任でもある」と述べた。
タイ・チュラロンコーン大学アジア研究所委員、「新中原報」社長兼執行編集長の林宏氏は「テロは多くの国々が直面する安全上の難題だ。テロに打撃を与えるには国際対テロ協力を強化し、テロリストの国境を越えた移動を断ち切る必要がある」と述べた。
スペイン誌「Global Asia」社長、中国問題専門家のIván Máñez氏は「スペイン社会もかつて長くテロの危害にさらされたが、スペイン民衆がテロ事件に屈服することはなく、反対に団結を強めた。事実が証明するように、暴力的手段で目的を達成するというテロリストの企てが思い通りになることはない」と指摘。「中国政府が中国国民の支持の下でこうした問題を適切に処理し、社会の安定を維持することを確信している」と表明した。
「政治的目的であれ、民族的目的であれ、宗教的目的であれ、市民を傷つける行為はいかなるものでも許されない」。エジプトの中国問題研究家、フセイン教授は人民日報の取材に、ウルムチを数回訪問したことがあり、現地の質朴な庶民と繁栄する経済にすばらしい印象を受けたことを紹介。今回の暴力テロ事件を激しく非難した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月23日
|