新疆ウルムチで22日に起きた重大な暴力テロ事件を、各国や国際組織は同日中に激しく非難。外国の多くの専門家や学者も、中国政府と中国国民が法にのっとってテロ活動に断固たる打撃を与えることへの支持を次々に表明した。
ロシア外務省のルカシェビッチ報道官は22日、30人以上が死亡したウルムチ暴力テロ事件を激しく非難。「ロシアはウルムチ市で起きた事件に驚愕している。われわれはこの野蛮な行為を断固非難する。組織者と実行者が捜し出され、しかるべき懲罰を受けることを切望する」と述べた。
ウズベキスタン・タシケントの上海協力機構地域対テロ機構執行委員会も同日声明を発表。罪のない市民に対するテロ行為を激しく非難するとともに、犠牲者への哀悼の意と、遺族と負傷者への慰問の意を表明した。声明は「執行委員会は加盟国の協力を推進して『3つの勢力(分離独立派、宗教過激派、テロリスト』に打撃を与え、地域の安全を維持する」とした。
「われわれはいかなる形のテロ襲撃にも反対であり、ウルムチで起きた暴力テロ事件に最大級の非難を表明する」。南アフリカハウテン州エクルレニ市のアフリカ国民会議事務局長は「市民に対するテロリストの狂暴な行為に人々は激怒している。テロに打撃を与える中国政府と中国国民の行動を南アフリカは断固支持する」と表明した。
リオデジャネイロ州立大学で国際関係を研究する学者は、罪のない民衆に対するいかなる暴力行為も激しい非難に値すると表明。「中国政府がテロリストの残虐非道な行為を厳しく叩き、現地の正常な生活秩序を速やかに回復することを信じている」と述べた。
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