李克強総理は11日午前、ケニア国家青年サービスチームを見学した。ケニア国家青年サービスチームはケニア独立後、故郷建設への民衆の動員、青年の失業率引き下げを目標に初めて設立された組織。現在、貧困家庭や孤児を中心に18~24歳の隊員約4万人がおり、国のインフラ整備、建設請負、公益事業などを主に担っている。近年、中国は職業技術研修を行い、機械・装備を提供するなどして、隊員の技能向上を支援している。
李総理は展示パネルを見学して、サービスチームの運営や中国・ケニア協力事業の状況を詳しく把握した。中国・ケニア双方の担当者は、技術研修の強化によって、サービスチーム出身者が全員就職を果たしたことを紹介した。李総理は「双方協力の新たなモデルを創造し、中国の装備と技術の優位性を利用すると同時に、地元の雇用を促進するもので、アフリカに広めることができる」と称賛した。
その後、李総理は隊員による掘削、消防、クレーン操作などの実演を見学。「青年は国家の希望であり、みなさんはケニアの未来を代表している」と隊員に語った。また「みなさんも青年であり、海外で起業し、中国を代表して世界へ進出している。また、中国・ケニア協力の明るい未来を代表している」と中国側職員を励ました。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年5月12日
|