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総理外遊に夫人が同行、専門家の解説

 

李克強総理と程虹夫人

李克強総理の特別機が4日午後3時頃、アディスアベバに到着した。李総理と程虹夫人は機内から出ると、手を振って挨拶した。李総理の外遊に程夫人が同行したのは初めてだ。新京報が伝えた。

程夫人は英語の教授で、米国の自然文学を紹介する著作や翻訳作品を多く出版。家では李総理と英語で話すこともある。李総理の「ソフトパワー」と称えられる程夫人は一貫して控え目で、これまで公の場に姿を見せることはほとんどなかった。

アディスアベバの空港で李総理は黒いスーツ、白いワイシャツに明るい藍色のネクタイを締め、程夫人は淡い藍色のトップスに黒いスカートを穿いていた。二人は黒と藍色の「ペア・ルック」だった。程夫人は眼鏡をかけ、トップスとスカートに飾りはなく、左腕に黒い腕時計をしていた。「質素で上品」「一目見て先生」というのが、多くの中国人ネットユーザーの評価だ。

■総理外遊に夫人が同行するか否かに慣例はなし 具体的日程を見る必要

昨年の李総理の就任後初の外遊に、程夫人は同行しなかった。今回政府が写真付きで程夫人の同行を発表したことは、幅広い注目を集めている。

元外交部(外務省)儀典局代理局長の魯培新氏によると、総理外遊に夫人が同行するかどうかについて、慣例や具体的規定はなく、具体的な日程を見る必要がある。これまで李鵬元総理や朱鎔基元総理の夫人は夫の外遊に同行したことがあるが、温家宝前総理の夫人は同行しなかった。

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