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旧日本軍による中国侵略の公文書発掘 多くの研究者が
うつ病に

 

吉林省公文書館が所蔵する旧日本軍の中国侵略に関する公文書の数はあまりに膨大で、公文書の基本的な保存状態もかなり悪かった上、多くの文字が古い日本語だったため、翻訳作業は困難を極め、これら公文書を受け取った後の文書整理はなかなかはかどらなかった。吉林省公文書館が現在の人員と能力でこれらの公文書を翻訳するには少なくとも70年以上はかかるという。

しかし、時間だけが唯一の問題だったわけではない。公文書の整理に携わる研究者たちは、毎日公文書に記載されている旧日本軍による焼殺、略奪、婦女暴行、児童虐殺の残虐行為と向き合い、当時同胞たちが体験した悲惨な境遇を直接目にすることで、目に見えない大きな心理的ストレスを受けた。

吉林省公文書館の研究員陶敏氏は2013年から旧日本軍の「731部隊への『特別移送』人員」の公文書の研究を始めた。これらの公文書には関東憲兵隊などの軍警察機関が法廷の審判を通さずに、捉えた抗日戦線兵士などを731細菌部隊に「特別移送」して、生きたまま人体実験を行ったことなどが記載されている。

「この1年間、最も強く感じたのはショック、憤怒、抑圧の感情だった。中国を侵略した旧日本軍731部隊が中国侵略時に行った細菌戦や人体実験などの人の道に外れた獣行は、史上最悪の域に達していたと言える」と語る陶敏氏は、現在は一定量の仕事をした後、必ず休憩を取って、気持ちを平常心に戻してから仕事を続けているという。

このような過酷な状況下でも、吉林省公文書館は公文書の発掘・整理を停止することなく、引き続き、関東軍による731部隊への「特別移送」に関する公文書や「731部隊」が新京や農安で行った感染症予防活動を反映した公文書、強制労働の公文書史料を継続して発表している。

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