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旧日本軍による中国侵略の公文書発掘 多くの研究者が
うつ病に

 

「旧日本軍の中国侵略に関する公文書の中で最も残虐な部分を研究・整理するなか、我々の多くの専門学者はうつ病を患い、その病状から抜けられずにいる」。吉林省公文書館の尹懐館長は、このように語り、吉林省公文書館がこのほど発掘・整理した旧日本軍の中国侵略に関する公文書には中華民族の最も痛ましく、最も苦難の歴史が記録されているほか、旧日本軍の暴行が再度明るみに出されたことを説明した。中国新聞網が伝えた。

吉林省の長春市はかつての偽「満州国」の首都・新京であり、関東軍憲兵隊司令部の所在地だった。ここに大量の旧日本軍の中国侵略に関する公文書が残されている。

吉林省公文書館には現在、約10万点を超える旧日本軍の中国侵略に関する公文書が収蔵されており、そのうち90%が日本語で書かれている。主に関東軍憲兵隊司令部の公文書、旧満州中央銀行の公文書、レコード資料、旧満州国、新京における重要建築物の設計図、横浜正金銀行北京支店および旧満州国各機関が作成した公文書などだ。

1948年から吉林省公文書館に勤務し、歴史公文書処の処長を務めた趙素娟さん(81歳)は、旧日本軍中国侵略公文書の接収・整理の全過程を経験した。

趙素娟さんは1953年11月に、人民解放軍某部駐長春部隊が地下の電線を修理し、配管敷設場所を探していた際に、偽満州国日本関東憲兵隊司令部跡地の地下に大量の公文書が埋められているのを偶然発見した出来事を振り返った。

「当時、これらの公文書はトラック一杯に積まれていた。長く土の中に埋もれていたため、出土した公文書の大部分は付着し、一部は腐乱して固まりのようになっていた」と趙素娟さん。旧日本軍の戦犯、弘田利光の1954年の供述によると、1954年8月中旬に憲兵隊長・平林茂樹の命を受け、新京憲兵隊本部および憲兵隊司令部の公文書を本部の焼却炉で焼却処分し、処分が間に合わなかった文書を本部裏の地下に埋めたという。趙素娟さんは、発掘された公文書はこれらの焼却処分が間に合わなかった公文書であり、旧日本軍の中国侵略の動かぬ証拠であると説明した。公文書は発見された後、公安部に引き渡され保管・整理されたが、1982年に吉林省公文書館に移され、体系的な整理事業が開始された。

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