中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は、17日の定例記者会見において、「中国経済は、世界経済の成長率に最大級の貢献をしている。中国経済は、世界経済を先導する役割を十分に果たしている」と強調した。
――中国の第1四半期(1-3月)GDP成長率は前年同期比7.4%と、7.5%前後という年初目標をやや下回った。一部のメディア報道では、中国は世界経済の成長率の足を引っ張るのではと批判されている。これについてのコメントは?
李克強総理がこのほど、ボアオ・アジアフォーラム年次総会開幕式でスピーチを行い、中国の経済情勢について紹介した。李総理は、「30年余りの高度経済成長を経て、中国経済は、質と効率の向上を中心としたグレードアップを実現する新たな段階に入った」と述べた。中国は、急坂を駆け登るだけはなく、着実なペースを刻み続け、遠くを目指す必要がある。中国国家統計局報道官も16日、今年第1四半期の国内経済情況について詳述した。
IMF(国際通貨基金)の最新予測によると、2014年の世界経済成長率は3.6%の見通しだ。世界規模で見ると、中国の第1四半期GDP成長率7.4%は、これをはるかに上回っており、世界のトップレベルに位置しており、中国の経済発展はグローバル経済の発展において先導的な役割を果たしていることが十分に見て取れる。
世界経済の成長を後押しすることは、世界各国の共同責任だ。各国はこのための努力を惜しんではならない。中国は今後も、各国との協力強化を続け、世界経済の持続可能な発展のためにしかるべき貢献を行っていく。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月18日
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