小米科技の雷軍董事長(会長)兼CEOは記者に対して、「1000万人のユーザーが、小米手機の設計者だ」と語った。同社はユーザーから多くの提案を受け付け、さまざまな機能を開発した。例えばカメラが被写体の性別・年齢を判断し、それに合った美肌・美白機能などを提案する機能があるが、これは女性ユーザーからの提案によるものだ。このアプリを使い写真を撮影すれば、男性は2歳、女性は5歳若く見える。また高齢者からの需要を満たすため、同社は簡略化されたインターフェイスをデザインした。
小米科技のロゴマークを逆さまにすると「心」になり、同社のユーザー重視の理念が示されている。この理念は、日本メディアからも評価された。また日本メディアは、同社の社員の自由な働きぶりを評価し、この自由に働ける雰囲気は中国の新しい創造力を生むと指摘した。
小米科技の広報担当者の劉飛氏は日本メディアに対して、「中国がこれまで世界に残してきた印象は、中国ブランドではなく世界の工場であった。しかしこれからは変わる。当社はこの観点を変え、中国ブランドになる」と語った。
モバイルネットワークの時代において、中国企業の革新モデルは本国の消費者を魅了するだけには留まらない。開放・革新・ユーザー主導の「小米モデル」により、日本市場も次に征服される市場になるだろう。日本メディアによると、同社は中国における成功により、海外市場で多くの人から注目を集めている。同社は2014年に、シンガポールや日本に進出する可能性がある。日本メディアも、同社の発展に期待している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年4月17日
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