中国軍備抑制・軍縮協会は核保有5カ国(中米露英仏)北京会議に合わせ「核拡散防止条約(NPT)の三本柱を全面的に強化」をテーマとする公開イベントを催した。5カ国の会議代表団、学者、国内外のメディアの代表ら100人近くが参加した。
イベントの第1部では5カ国の代表団団長がNPTの義務履行、核軍縮の促進、核不拡散および原子力の平和利用における自国の貢献と努力について説明し、NPTの全面的で厳格な履行が国際安全保障に対して持つ重要な意義を強調した。また、各国政府間により効果的な意思疎通と調整の制度を築き、相互信頼を強化し、問題を適切に処理し、核軍縮、核不拡散および原子力の平和利用という核分野の三本柱について、全面的に、バランス良く推し進めて一層の進展を得るよう呼びかけた。5カ国の代表団団長は国内外の専門家、学者、メディアとの討議も行った。
第2部では核保有5カ国の専門家を招き、NPTの効力、普遍性、権威性の強化などの問題について討議し、聴衆との質疑応答も行った。
このイベントは核保有5カ国の政府と学術界、民間団体、メディア間の核分野での接触と相互作用を強化するのにプラスであり、中国の民間組織が重大な国際軍縮プロセスを重視し、積極的に参加していることの表れでもある。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年4月16日
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