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ミシェル夫人訪中、中米間の新たなファーストレディー外交

 

オバマ大統領のミシェル夫人の訪中が近づき、日常でも大きな話題となっている。彭麗媛夫人がミシェル夫人を中国に招待したことで、中米間の「ファーストレディー外交」の新たなスタイルが切り開かれたとの認識でメディアは一致している。新華社が伝えた。

彭夫人がミシェル夫人を中国に招待する方法は、中米外交にかつてない「新風」を吹き込んだ。これまでも中国の国家元首夫人が元首の外遊に同行し、外交の場で役割を発揮した例は事欠かないが、今回は中国の国家元首夫人が初めて米国の大統領夫人を招待し、外交ルートを経て外交活動に格上げしたことが新たな目玉だ。これは新たなブレークスルーであり、新たなスタイルだ。

昨年6月、米カリフォルニア州サニーランズでの習近平国家主席とオバマ大統領との会談には彭夫人も同行したが、残念なことに米国のファーストレディーであるミシェル夫人はワシントンに留まり、中国からはるばる訪れた客人と面会することはなかった。だがミシェル夫人はオバマ大統領を通じて彭夫人への挨拶を伝えるとともに、彭夫人の訪米が楽しいものになるようにとの祈り、そして遠くない将来に娘と共に訪中する意向と期待を直筆の書簡ではっきりと表明した。彭夫人はこれを受けて、直ちに心からの招待の意をミシェル夫人に伝えた。中国の国家元首「夫人が相手国の夫人を招待する」今回の方法は、中米関係史上の外交美談――米国のファーストレディー、ミシェル夫人の訪中――を実現に導いた。

多くの専門家は「外国の指導者の夫人が単独で訪中することは通常まれだ。夫人が招待する、特に中国の国家元首夫人が米国の『ファーストレディー』を招待するのは前例がない。ミシェル夫人の米国のファーストレディーとしての単独訪中が間もなく実現する。これは中米関係史における『ファーストレディー外交』の新たな先駆的試みであり、新たな大きな目玉と言える」と指摘する。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年3月19日

 

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