李保東外交副部長
外交部(外務省)は17日に国内外プレス向けブリーフィングを行い、李保東外交副部長(外務次官)、王超外交副部長が習近平国家主席の第3回核安全保障サミット出席、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー公式訪問、国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部、EU本部訪問について紹介した。
■核安全保障サミット出席について(李副部長)
習主席の核安全保障サミット出席は中国にとって、新情勢下における国際安全保障分野の重要な外交活動だ。習主席は中国の「核安全保障観」を提示し、核安全保障強化面の措置と成果を紹介し、国際協力を促す。中国は今回のサミットに2つの大きな期待を寄せている。1つは、これまでの取り組みを受け継ぎ、今後に道を開き、過去2回のサミットの成果を打ち固め、新たな共通認識を形成すること。もう1つは各国の協力を一段と推進し、世界の核物質と核施設の安全水準を高め、原子力の合理的な開発と利用を推進することだ。サミット期間、習主席は一部の国と二国間首脳会談も行う。中米双方の調整を経て、習主席とオバマ大統領がサミット期間に会談を行う。両国首脳の会談は今年初であり、次の段階の中米関係の発展にとって重大な意義を持つ。米側と共に努力して、首脳会談の前向きな成果を促したい。
■オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、EU本部訪問について(王副部長)
習主席の欧州訪問は就任後初であり、中国は欧州を重視し、欧州統合を支持し、中国・欧州関係の深化に尽力しているという強いメッセージを伝えるものであり、新情勢下における中国と欧州の包括的・戦略的パートナーシップの発展の方向性を指し示し、新たな戦略内容を与えるものだ。
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