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習近平主席がオバマ大統領と電話会談 中米関係、ウクライナ情勢で意見交換

 

習近平国家主席は10日、オバマ米大統領と電話会談し、中米関係やウクライナ情勢について意見交換した。

習主席は「昨年、私とオバマ大統領は2回会談して一連の重要な共通認識にいたり、新型の大国間関係の構築という新たな段階へと中米関係を促した。米側と共に努力して、新型の大国間関係の構築という大きな方向性を堅持し、互いの核心的利益と重大な懸念を尊重し、配慮し、対話、相互信頼、協力を強化し、中米関係の持続的で健全な安定した発展を促したい。オバマ大統領と遠からず再び会談することを期待している。ミシェル夫人が近く訪中することを歓迎する」と表明した。

オバマ大統領は「昨年のサニーランズ首脳会談以降、米中関係は積極的な進展を遂げた。米中国交樹立から今年で35年。一連の重大な問題で両国の協力が新たな成果を上げることを希望する。習主席と早く会談することを期待している。妻も訪中に大変期待している」と表明した。

オバマ大統領はマレーシア航空機が消息を絶った事件について慰問の意を表明。捜索救難面で中国側との協力に全力を挙げる意向を表明した。

習主席は「われわれは中国人、米国人乗客を含む乗客乗員の安否を深く心配している。われわれは直ちに中国側関係機関に対して、捜索救難活動に全力を挙げるとともに、緊急対応と後続措置をしっかりと行うよう指示した。中国は引き続き米側と密接な連絡を維持する」と述べた。

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