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マレーシア航空機が消息絶つ 在外公館は24時間緊急体制に

マレーシア航空のクアラルンプール発北京着の旅客機が8日未明、消息を絶った。乗客乗員は239人。

外交部の王毅部长は8日の内外記者会見において、「私たちは今朝、マレーシアの1機の民間航空が中国に向かう途中で連絡を絶つという非常に心配させられる情報を得た。非常に心配しており、全員が無事であることを祈っている。中国の外交部および関係の在外公館は緊急体制をしき、私たちは詳しい状況の把握に全力で努めている。連絡が取れればすぐに発表する」と語った。

中国の在外公館はどのような緊急体制をとるか。全国政協委員を務める中国の程永華駐日大使は中国網の独占インタビューに応じ、次のように話した。

外交部は一般的に、弁公室と領事部門、報道部門などが中心になり、すぐに国内の関係部門と連絡をとるという緊急体制をとる。たとえば、民用航空局、航空会社、また乗客の家族である。その後に大使館をはじめとする在外機関は直ちに24時間の作業体制に入り、さらに領事部門の責任者を第一線に向かわせる。今回の出来事はベトナムの近海で発生したため、在マレーシア大使館と在ベトナム大使館が緊急措置をとる。私たちも非常に心配しており、情報に常に注意している。

外交部によると、中国の在マレーシア大使館と在ベトナム大使館は緊急作業チームを発足し、事態の処理に当たっている。また、人民日報の公式ミニブログで発表された情報によると、ベトナム海軍は航空機はトーチュー島から153カイリのベトナムとマレーシアの領海が交わる位置に墜落したと発表した。海警局は、周辺で任務を実行している中国の海洋監視船に、事故発生場所と思われる海域に直ちに向かい、救援任務を行う準備をするように指示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年3月8日

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