日本放送協会(NHK)は6日、ケネディ駐日米大使へのインタビューを放送した。ケネディ大使は日本の安倍晋三首相が靖国神社を参拝したことについて、「地域情勢を難しくするような行動は建設的ではない」と話し、参拝が中国や韓国との関係悪化を招いていることに懸念を表明した。
米国政府は安倍首相の靖国参拝に対し「失望した」とコメントし、日本の衛藤晟一首相補佐官は「むしろわれわれの方が失望だ」と述べて注目を集めた。日本には米国の内政干渉だとする声もあり、ケネディ大使は今回のインタビューの中でこうした声に反論し、安倍首相の参拝は「実際に他国に影響を与える」ものだとした。
NHKの籾井勝人会長らがこのほど従軍慰安婦問題について発言したことを受けて、米国大使館はNHKのケネディ大使へのインタビュー要請には応じられないとして難色を示していた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年3月8日
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