3日0時時点の上位10議題。
全国両会(全国人民代表大会・全国政協会議)の開催を前に、人民網は市民が関心を寄せる21の議題についてネット調査を行った。2月10日から3月2日までに延べ340万人が投票に参加。3日0時時点で、第1位が「社会保障」(51万票余り)、第2位が「腐敗との闘いと清廉な政治の推進」(45万票余り)、第3位が「食品と薬品の安全」(42万票余り)となった。上位10には他に「所得分配」「幹部の作風」「計画出産」「環境対策」「教育改革」などが入った。
「社会保障」は2011年から4年連続で第1位となった。詳しい内容では、年金の一本化を支持するが、現在の改革は緩慢との声が84%に上った。
「腐敗との闘いと清廉な政治の推進」では、今年の取り組みの重点として「重大事件を断固として取り調べ、処分して、抑止力を形成」「ネットや世論による監督を支持」「腐敗対策関連法規をさらに整備」が上位3つに入った。
昨年中央による巡視の取り組みが相次ぎ始動したことについては、「巡視は他の方法では見つけにくい腐敗問題を見つけるのに役立つ」(31%)、「大衆の告発が地方で阻まれることを防げる」(22%)、「基層の隠れた腐敗の発見に大いに役立つ」(21%)との声が上がった。
「食品と薬品の安全」の順位は2011年と2012年の9位、2013年の7位から今年は3位に躍り出た。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年3月3日
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