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外交部、ウクライナ情勢について

 

外交部(外務省)の秦剛報道官は2日、ウクライナ情勢について記者の質問に答えた。

――ロシア上院は1日、プーチン大統領が提案したウクライナ国内のロシア国民、ロシア系住民およびロシア軍人の生命の安全を守るための軍事介入を承認した。現在のウクライナ情勢についてコメントは?

中国は現在のウクライナ情勢に深い懸念を表明する。われわれはウクライナ国内で起きた過激な暴力行為を強く非難するとともに、ウクライナの関係各方面に対して、法的枠内で内部の溝を平和的に解決し、ウクライナの各民族の合法的権益を的確に守り、正常な社会秩序をできるだけ早く回復するよう促し続けている。

中国はかねてより内政不干渉の原則を堅持し、ウクライナの独立、主権、領土保全を尊重している。ウクライナ情勢が今日の段階にまでいたったのには原因がある。中国側は情勢の推移を緊密に注視するとともに、関係各方面に対して、国際法と国際関係の準則を尊重したうえで、対話と交渉によって溝を政治的に解決し、地域の平和と安定を守るよう呼びかける。(編集NA)

「人民網日本語版」2014年3月3日

 

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