中国の劉振民外交副部長(外務次官)は朝鮮外務省の招待で17~20日の日程で訪朝した。
劉副部長は朴義春外相、金亨俊副外相、李勇浩副外相、金成男・朝鮮労動党中央国際部副部長、李鉄石・国家経済開発委員会副委員長とそれぞれ会談し、中朝関係や朝鮮半島情勢について幅広く、踏み込んで意見交換した。
劉副部長は「中国は朝鮮半島の非核化という目標、朝鮮半島の平和・安定維持、対話と協議を通じた問題の解決を堅持する。朝鮮半島で戦乱が生じることは断じて認めない」と強調。「中国は朝韓関係の改善を支持し、最近の対話の進展を積極的に評価する。関係各国が共に努力して、朝鮮半島情勢の緩和を促し、朝鮮半島の平和・安定を維持し、6カ国協議の早期再開に向けた環境を整えることを希望する」と述べた。
朝鮮側は「朝中の伝統的友好協力関係を揺るぎないものにし、発展させ続けることは朝鮮の党と政府の断固として揺るがぬ立場だ。中国側と共に、各分野の交流・協力を推進したい。朝鮮半島の非核化実現は金日成主席、金正日総書記の遺訓であり、朝鮮の一貫した立場だ。中国側との意思疎通や調整を強化し、情勢の緩和と6カ国協議再開のために最大限努力し、朝鮮半島と地域の平和・安定を共同で維持したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月20日
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