習近平国家主席は13日、ハンガリーのオルバーン首相と人民大会堂で会談した。

習主席は「中国・ハンガリー両国には厚い伝統的友情がある。新中国早期の発展・建設にハンガリーが貴重な支援の手を差し伸べたことを、中国国民は忘れない。国交樹立から65年来、両国関係の基礎は終始堅固で、協力は一貫して良好だ。特に友好協力パートナーシップ構築後の10年で、両国関係は全面的に、急速に発展した。ハンガリー側と共に、引き続き理解し合い、支持し合い、協力を全面的に強化し、両国関係が新たな水準でより良く発展するようにしたい。双方は金融、通信、インフラ整備、ハイテク分野の協力を重点的に推し進める必要がある。両国は共に悠久の歴史と絢爛たる文化を持つ。人、文化、教育分野の交流や協力を強化し、伝統的友情を揺るぎないものにする必要がある」と表明した。

オルバーン首相は「ハンガリーは中国の上げた多大な成果を高く称賛する。中国の成功がもたらした重要な啓示は、自国の実情に基づいて発展の道を選ばねばならず、他国のやり方をそのまま用いても、無理に当てはめてもならないということだ。ハンガリーは世界の多極化を主張し、中国の平和的発展を支持し、中国が国際社会で発揮している重要で建設的な役割を強く重視している。中国側とハイレベル交流を強化し、引き続き支持し合い、実務協力を強化し、伝統的友情を深化したい」と表明した。（編集NA）

「人民網日本語版」2014年2月14日