外交部(外務省)のウェブサイトによると、中仏国交樹立50周年記念記者会見が17日に北京の国家大劇場で行われた。王毅外交部長(外相)、蔡武文化部長(文化相)、フランスのベルマン駐中国大使が式辞を述べたほか、国務院の関係機関、社会団体、北京市、在中国フランス大使館、在中フランス企業の代表、国内外の報道陣ら300人余りが出席した。
王部長は「中仏国交樹立は東側と西側の交流の歴史において画期的で重要な意義を持った。それから50年間、中仏関係は非凡な道を歩み、名実ともに戦略的パートナーとなった。両国元首の合意に基づき、双方は国交樹立50周年を盛大に記念する。300余りの記念行事を催し、30余りの分野をカバーし、中仏関係の全面性と高水準を全面的に示す。両国は一段と戦略面の相互信頼を強固にし、意思疎通を強化し、協力を深化し、共通の知恵を用いて両国と世界の人々により良く幸福をもたらす」と表明した。
蔡部長は「中国は東洋の、フランスは西洋の代表的な文化大国であり、文化的厚みと大きな包容力が両国の文化交流・協力展開の原動力となっている。世界各国の文化的交友、相互学習の模範として、双方は国交樹立50周年を盛大に祝すことで、文化交流・協力を全面的に強化し、中仏の包括的戦略的パートナーシップの促進、文化の多様性の保護に一層の役割を発揮する」と表明した。
ベルマン大使は「仏中国交樹立は歴史的で先見性ある決定であり、世界各国の対話と交流、世界の多様化と多極化を力強く促した。フランスは対中関係の発展を常に重視し、両国協力の継続的深化を希望している。今年双方は数多くの記念行事を催し、両国民間の親善の活発さと多彩さを示し、両国民間の感情を強化し、中仏関係がより深く人々の心に染みこむようにする」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月20日
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