日本および中国国内で多くの中毒被害者を出した「毒ギョーザ」事件で、製品に殺虫剤を混入したとして危険物質投入罪に問われていた「天洋食品」元臨時従業員の呂月庭被告に20日、無期懲役の判決が下った。新華網が伝えた。
2007年12月から2008年1月末までの間に、千葉、兵庫両県で河北省食品輸出入集団天洋食品工場の冷凍ギョーザを食べた計9人に、前後して嘔吐、下痢などの中毒症状が現れた。その後、河北省の承徳市でも事件後回収された同工場の水ギョーザを食べた4人に似たような中毒症状が現れた。
2013年7月30日午前、河北省石家荘市の中級人民法院は、「毒ギョーザ」事件の初公判を開いた。呂被告は弁護人と共に裁判に出廷し、石家庄市人民検察院が公訴を提起したが、初公判では判決が下っていなかった。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年1月20日
|