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中国 2014年の注目点:「単独二孩」策始動、大学院学費
徴収

 

○計画出産:「単独二孩」策スタート

28日に開催された第12期全国人民代表大会常務委員会第6回会議において、出産育児政策の調整完備に関する議案が審議・通過し、夫婦の一方が一人っ子であれば2人目の出産が許される「単独二孩」政策がスタートすることとなった。2014年、各省(自治区・直轄市)では、関連地方法規の改定あるいは新規定の制定が行われる。

○不動産:不動産登記制度の実施

「『国務院の機構改革と職能転換方案』任務の分業に関する国務院弁公庁の通知」では、2014年6月までに、全国統一の不動産登記制度と情報ネットワークの実名制登記制度を発表する方針が明確に示された。不動産登記制が即不動産コントロールに結びつくとは言えないが、不動産市場にある程度の影響を及ぼすことは、誰の眼にも明らかだ。

○自動車購入:自動車購入税を引き下げ

国家税務総局が、2014年車両購置税(自動車購入税)の税率計算方式を改定した。同局は2014年1月1日から、電子情報プラットフォーム上で、各車の価格情報を自動収集し、最低税額を査定、発表する。この新措置により、消費者の購入価格は大幅に下がり、納入する税額も減少する見通し。

○広告:衛星テレビが夜間に放映するTVショッピング広告を禁止

中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局は、2014年1月1日から、国内の各衛星テレビ局に対し、各社が放送するテレビショッピングのコマーシャルは1時間あたり1本まで、各コマーシャルは3分以内、同一内容のコマーシャルの放送回数は1日3回までとするよう求めた。また、毎日午後6時から午前0時の時間帯は、テレビショッピングコマーシャルの放映が禁止される。

○鉄道:高速鉄道車両での喫煙、最高で罰金2千元

2014年1月1日から施行される「鉄道安全管理条例」によると、設計時速120キロメートル以上の高速鉄道列車では、車体を密封化管理するものとし、車内での喫煙やゴミの車外への投げ捨て、無理な乗車や下車拒否などの行為をした乗客は、500元以上2千元以下(約8700円から3万5千円)の罰金が科せられる。

全国統一ルールのほか、一部の新しい地方法規も注目に値する。

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