中国中央テレビ(CCTV)の報道によると南中国海海域で科学研究試験と訓練を行っている中国初の空母「遼寧」は作戦系統の各試験を順調に完了した。これによって遼寧が南中国海海域で完了した実験と訓練は100件余りとなり、作戦系統、動力系統、航行性能など各戦技術指標が一段と検証された。中国新聞網が伝えた。
今回の試験と訓練は遼寧にとって初の区域を跨ぐ長距離、長時間、高強度の連続試験であり、試験項目が多い、任務が重い、基準要求が高い、作戦系統が複雑、技術体制が新しい、情報量が大きい、使用兵力の種類が多い、海空の状況が複雑、支援難度が高いといった特徴を持つ。南中国海海域は広大で、水深が深く、風が強く、波が高く、空母など大型艦艇の科学研究試験と訓練に適している。
今回の訓練は空母の試験・訓練計画に基づくもので、作戦系統、動力系統、航行性能を検証し、総合作戦指揮能力の形成を図ることが主たる目的だ。今回の任務を滞りなく達成するために、指揮部は科学的に指揮し、厳密に指揮し、連携を強化し、実戦に即し、複雑な試験環境を構築し、装備の性能と戦技術指標を厳しく検証し、実兵とシミュレーションを結合して、試験効果を高めるべく努力した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月23日
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