この世界の富豪が集う繁華街に位置する売り場は、中国人従業員を積極的に募集している。現地のクリスチャンディオールの販売店は、中国の小売業ネットワークを利用し、中国大陸から2人のベテラン営業員をあっさりと招聘することに成功した。ドバイは苦心惨憺しながら「ドバイには最も豪華なショッピングセンターがあり、世界で想像できる限りの高級ブランドと最良のサービスを持つ」と宣伝しているが、ニュージーランドも負けてはいない。この「エルフの里」は近年、中国人観光客を対象とする「観光+ショッピング」の方式、および食品安全や栄養のPRにより、親しみやすい路線とグリーン・エコロジーな路線を歩んでいる。ニュージーランドには華人の移民が多いため、オークランドのメインストリートに建ち並ぶ有名ブランド店と免税店、農産物市場には中国をペラペラと話す華人の店員がいる。
ニュージーランド政府は、暖かい海辺と美しい大自然はすべての中国人に好まれるとは限らないが、誰もが海外ショッピングを好むことに気がついている。ニュージーランドは現在、中国語の看板とサービス、および中国料理などの改善により、北米と欧州から中国人観光客を争奪しようとしている。
トラベルズーの旅のエキスパートは、今年の中国人観光客のクリスマス海外消費は、消費額でも観光客数でも記録を更新すると予想している。データによると、中国大陸部の観光客が2013年に計画した旅行回数は6.9回に達し、アジアの先進国・地域の頻度を大幅に上回った。平均消費額はオーストラリアに次ぐ2位となり、年間7117ドルの消費を計画した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年12月24日
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