中国商務部(商務省)の高虎城・部長は、ビジネス分野での消費拡大に関する記者質問に対し、「2015年までに、中国の3G・4Gユーザー数は5億人を上回り、スマートフォン・タブレットPCの販売量は5億2400万台に達する見通しだ」と話した。京華時報が9日付で伝えた。
高部長の談話内容は以下の通り。
「十二五(第12次五カ年計画:2011年-2015年)」の初めの2年間は、消費市場がスピード成長を遂げ、社会消費財小売総額(卸売・小売業、ホテル・飲食業、その他業界が都市・農村住民や社会団体に直接販売した消費財の販売額)は、年平均15.7%のペースで増加した。2013年は増加スピードがやや減速したものの、13%以上を維持する見込み。2015年には、社会消費財小売総額は30兆元(約510兆2200億円)に達すると予想される。
また、新たな消費ホットスポットがいくつか形成されつつある。消費パターン別にみると、オンライン消費がここ数年急増している。専門家によると、2013年のオンライン小売取引額は1兆8千億元(約30兆6100億円)に達する見込みという。商品市場別では、住宅や自動車など従来の消費ホットスポットは抑制されているが、新型電子製品、スマート家電製品、省エネタイプの自動車、環境に優しい建築材料などは急速に伸びている。2015年には、中国における3G・4Gユーザーは5億人を上回り、スマートフォン・タブレットPCの販売量は5億2400万台に達すると専門家は予測している。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年12月10日
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