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中国でお正月映画続々封切 今年の興行収入220億元突破へ

 

2013年の中国大陸部映画の累計興行収入は11月23日、190億元(約3230億円)を超えた。それからわずか半月後の今月8日、200億元(約3400億円)の大台を突破した。それに大きく貢献したのが、お正月映画の第一弾として封切られた香港の陳木勝(ベニー・チャン)監督の「掃毒(The White Storm)」や寧浩(ニン・ハオ)監督の「無人区」(No Man's Land)」、陳嘉上(ゴードン・チャン)監督の3D作品「四大名捕2」などで、約4億元(約68億円)を稼いだ。新京報が報じた。

8日の時点で、中国の映画の放映回数は2680万回、観客動員数は5億7300万人を超えた。

「掃毒」の累計興行収入は現時点で1億7000万元(約29億円)、「無人区」は1億3400万元(約23億円)にのぼり、「四大名捕2」に至っては上映3日間で8640万元(約14億7000万円)を記録した。同3作品のヒットを背景に、7日(土)だけで興業収入は1億元(約17億円)を超えた。そのほか、洋画も興業収入に大きく貢献し、米アルフォンソ・キュアロン監督の「ゼロ・グラビティ」は現時点で累計4億1200万元(約70億円)を記録。早くも、ギレルモ・デル・トロ監督の「パシフィック・リム」、ジャスティン・リン監督の「ワイルド・スピード EURO MISSION」に続いて、今年興行収入4億元を超えた洋画作品となった。

年間興行収入220億元突破へ話題作が続々封切

12日以降、お正月映画の第二陣が続々と公開される。業界関係者は、中国大陸部の今年の総興行収入220億元(約3740億円)突破を、19日に封切られる馮小剛(フォン・シャオガン)監督の新作「私人訂制」(Personal Tailor)が支えるのではないかと期待している。また12日に封切られる袁錦麟(アラン・ユン)監督の「風暴」(Firestorm)や、24日に封切られる成龍(ジャッキー・チェン)主演の「ポリスストーリー」シリーズ最新作「警察故事2013」などにも大きな期待がかかっている。ちなみに、昨年にお正月映画として上映された成龍主演の「ライジング・ドラゴン(原題:十二生肖)」は、興行収入8億元(約136億円)の大ヒットを記録した。(編集KN)

「人民網日本語版」2013年12月10日

 

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