「中国の夢」国際シンポジウムが7、8両日に上海で開催され、20数カ国の学者100人近くが中国の夢をめぐり国際対話を繰り広げた。
蔡名照・国務院新聞弁公室主任は開幕式で「習近平国家主席が中国の夢の実現を打ち出したことで、中華民族の新世紀における夢の構築事業が切り開かれた。中国の夢が強い共鳴を呼んだことは、億万の中国国民の素晴らしいあこがれの反映であり、中国国民の素晴らしい生活へのあこがれ、民族の振興に対する渇望が空前の規模で喚起された。中国の夢が強い共鳴を呼んだことは、中国の夢の実現に対する国民の揺るぎない自信に由来する。これはわれわれが中国の特色ある社会主義の道という、夢へと通じる正しい道を見いだしたからである。中国の夢が強い共鳴を呼んだことは、新指導部に対する国民の支持と信頼に由来する。国家管理のシステムと能力の近代化に向けた新指導部の努力によって、中国には深い変化が生じており、中国の夢の実現に対する中国国民の自信がさらに強まった」と述べた。
楊雄・中共上海市委員会副書記(上海市長)は開幕式で「上海は中国の夢の積極的な実践者であり、中国の夢の実現のためにより多くの有益な先行的探求に努力している」と述べた。
シンポジウムでは中国社会科学院の王偉光院長、米ブルッキングス研究所の李侃如シニアフェローらが中国の夢と現代中国のガバナンスと発展、中国の夢の世界的意義などについて講演。「中国の夢と中国の道」「中国の夢と世界の繁栄」「中国の夢と平和的発展」をテーマとする円卓会議では学者らが政治の多極化とグローバル化、情報化、経済モデルの転換などを背景に、「中国の夢」と中国の発展の道が将来の世界に対して持つ意義と価値について話し合った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月8日 |