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中央幹部が地方に着任 三中全会後も人事調整が続く

 

中央が重視する広東省と重慶市には中央委員3人体制に

地方に着任する上述の幹部3人のうち、馬市は第18期中央委員であり、馬氏の省党委員会副書記着任によって、広東省の党・政府指導部内の第18期中央委員は3人となった。省党委員会書記を兼任する胡春華・中央政治局委員、朱小丹・省党委員会副書記兼省長、そして今回の馬氏だ。広東省のこうした党・政府幹部の配置状況は、同じく中央政治局委員が党委員会トップを兼任する重慶市と似ている。今年4月、第18期中央委員の張国清氏は中国兵器工業集団社長から重慶市党委員会副書記に異動。これによって重慶市に配置された中央委員は3人となった。市党委員会書記を兼任する孫政才・中央政治局委員、黄奇帆・市党委員会副書記、そして張氏だ。

また、中央委員が省級党委員会副書記となるケースも珍しい。上述の馬氏、張氏と、新疆維吾爾(ウイグル)自治区党委員会副書記の車俊氏だ。

第18回党大会では、第18期中央委員205人が選出された。その多くは中央と省・部級党・政府・軍の「トップ」だ。このうち広東省には胡氏、重慶市には孫氏という1960年代生まれの政治局委員が配置された。広東省と重慶市には中央委員がそれぞれ3人配置されており、中央が重視していることが明らかになった。馬氏らにとっては経験を積むうえでもプラスだ。

■「新機関」の人員配置はなお不明 人事調整が続く見通し

三中全会後の新たな人事異動には、改革・新政の強力な推進に歩調を合わせる狙いがあると指摘される。三中全会で創設の決まった「改革全面深化指導小組」と「国家安全委員会」の枠組みや人員構成がまだ発表されていないことに注意する必要がある。三中全会コミュニケによると、改革全面深化指導小組の主たる任務は改革のグランドデザイン、統合的調整、全体的推進、実行促進。国家安全委員会は「国家安全体制と国家安全戦略を整備し、国家の安全を確保する」ことだ。ハイレベルの調整機関である両機関の創設には、改革の全面的深化と国内外の安全を維持するうえで必要な執行力と調整能力を確保する意図があり、両機関に関する人事が大いに注目される。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年11月25日

 

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