▽分析:新体系は世界により接近したものに
北京工商大学経済学院経済研究センターの周清傑執行主任の話によると、新しい算出体系は世界により接近したものになり、中国国内の現時点での経済発展情況にもより合致したものになる。現在の国民経済の算出の基本は有形資産の算出であり、低く見積もられている部分がある。所有者に経済的利益をもたらすR&Dを投資として処理すれば、GDPが増加し、中国の情況をより全面的に反映することができるようになるという。
また周執行主任によると、これまで都市部住民が自ら居住する住宅のサービス価格算出では市場の賃貸価格とコストを結びつけて算出する方法を主に採用し、従業員のストックオプションも数が少なく、計算方法が面倒であることから、関連の統計に組み込まれていなかった。新しい統計の基準と算出方法を採用すれば、都市部住民が自ら居住する住宅のサービス価格と労働者の報酬がより正確に反映されるようになる。土地の請け負い経営権のフロー収入を財産所得に計上することは、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の精神に合致することであり、可処分所得の増加につながることだという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年11月18日
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