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三中全会が本日閉幕 中国の改革は新たな時代に

 

中国共産党の第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が本日閉幕する。開幕前に多くの推測を呼び、議論の的となっていた中国の改革の綱領的文書が間もなく発表される。これは習・李体制初の系統的な施政綱領とも見なされている。中国の改革の「ウィンドウ期」にあたり、改革の全面的深化の検討を使命とする今回の三中全会が改革の全体的ロードマップをどう描くのかに、各界は期待している。中国新聞網が伝えた。

三中全会が本日閉幕 「改革の全体計画」を発表

9日に開幕した第18期三中全会は12日に閉幕する。開幕前、メディアと中国の民衆は今回の会議を35年前の第11期三中全会と比較した。後者については「中国に改革開放という新たな時代を切り開いた」との認識で一致している。

慣例に従い、三中全会は閉幕当日にコミュニケを発表する。国家行政学院の汪玉凱教授はコミュニケについて「今回の会議の全貌を主に紹介し、会議の主たる精神を重点的に指摘し、改革の全体的な構想と方向性を明らかにする」と説明した。

中共中央党校の張希賢教授もコミュニケについて「どのような問題を解決したかを中心に、今回の会議の主たる精神を全党、全社会に通達することを旨とする、会議全体の全面的紹介だ」と説明した。

第18回党大会以来の反腐敗の嵐の中で、蒋潔敏中央委員(前国有資産監督管理委員会主任)、李春城中央候補委員(前四川省党委員会副書記)、王永春中央候補委員(前中国石油副社長)という第18期中央委員会のメンバー3人を含む省・部級高官複数が失脚した。これらの高官は今回の三中全会には関わっていないはずで、その委員資格の変動についての記載がコミュニケにあるかどうかが注目される。

この他、第18期三中全会の文書で最も重要なのが「改革の全面的深化における若干の重大な問題に関する中共中央の決定」だ。これは10月29日の中共中央政治局会議で草案を修正し、三中全会に上程したものだ。

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