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外交部:天安門車両突入テロ事件、全世界が声をそろえて非難すべき

 

華春瑩報道官

外交部(外務省)の華春瑩報道官は31日の定例記者会見で「28日に天安門前の金水橋で発生した無辜の市民と観光客に対する暴力テロ襲撃は反人類、反社会、反文明的行為であり、良識ある者なら誰もが声をそろえて激しく非難するだろう」と表明した。

記者:「世界ウイグル会議」は10月28日の事件に対する中国側の処理に疑問を呈し、独立調査の実施を呼びかけたうえ、中国政府の民族・宗教政策を批判した。

華報道官:北京市公安局は10月28日の事件について初歩的な調査結果を公表した。警察側は綿密に画策された、組織的、計画的な暴力テロ事件であると差し当って認定した。無辜の市民と観光客に対するこの暴力テロ襲撃は反人類、反社会、反文明的行為であり、良識ある者なら誰もが声をそろえて激しく非難するだろう。

中国は法治国家であり、中国政府は信教の自由を含む全国各族人民の権利を法にのっとり保護している。法にのっとり暴力テロリストを厳重に処罰することは、法律の尊厳を守るために当然であり、社会秩序を守るために当然であり、基本的人権を守るためにも当然である。法治を重んじる責任ある政府なら、暴力テロ行為を大目に見、放任することはあり得ない。

中国政府はあらゆる形のテロリズムに一貫して強く反対し、厳しく打撃を与えている。中国はテロ問題での「ダブルスタンダード」に反対し、テロリズムを特定の民族または宗教と関連づけることに反対している。ごく一部の者はひとつまみの過激分子の暴力テロ行為を民族、宗教問題と結びつけ、さらにはこれを口実に中国の民族・宗教政策を非難している。これは極端に誤った、魂胆のあるものだ。

「東トルキスタン」テロ勢力は中国を分裂させ、新疆にいわゆる「東トルキスタン国」を建国する目的を達成するため、長年にわたり分裂活動に携わり、さらには国際テロ勢力と結託して、中国での暴力テロ活動を企て、中国の発展と安定を破壊しようと企てている。われわれは国際社会と関係各方面がこれについてはっきりした認識を持つことを希望する。また、メディアがこの事件の報道や論評において、事実の真相と本質を客観的に、冷静に、全面的に見極めることを希望する。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年11月1日

 

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