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アベノミクス 笑った人、泣いた人は誰?

 

物価上昇を恨む民間の声

アベノミクスの明らかな効果の一つは、物価上昇だ。日本政府の最新の統計データによると、日本の物価は過去4カ月間で上昇を続け、すでに0.7%上昇している。これは景気が長期低迷している日本では、非常に稀に見る現象だ。

物価が約20年間に渡り大幅に変動していないことを当然としている日本人にとって、物価上昇は非常に不慣れなことだ。58歳のサラリーマンの高野さん(川口市在住)は、物価上昇に関する不満を漏らした。高野さんはドイツ通信社の記者に、「食品価格が上昇し、電気料金も値上げされた。(暮らしが)良くなっただろうか、周囲の人は誰も実感していない」と語った。

過去数カ月の物価上昇幅は、「ゆるやか」と呼べる程度だ。安倍内閣の計画によると、2年内に物価上昇率を2%にし、購買力と景気を刺激することになる。

専門家は、「価格が上昇した商品に日用品が含まれる場合、世論の反発を招く可能性がある。アベノミクスを推進する上で、これは不可避となる」と予想した。乳酸菌飲料大手のヤクルトは、22年ぶりに一部商品の10%値上げを検討している。食品企業の味の素は来年1月より、23年ぶりに7%の値上げに踏み切る。

円安が輸入品の価格を引き上げており、一部の日用品の値上げの原因になっている。東京近郊の洋菓子工場の経営者は、「輸入チーズがこの数カ月間で高騰している。現時点ではケーキの値上げに踏み切っていないが、販売に大きな影響が生じている。(輸入チーズが)再び値上げされれば、当社も経営を維持できないだろう」と肩を落とした。

成長が成否のカギに

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