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北京警察、天安門車両突入テロ事件の犯人を逮捕

 

北京市公安局は、同局の公式微博(ウェイボー・ミニブログ)「平安北京」において、10月28日に天安門前で発生した車両突入テロ事件が、テロ組織による念入りな計画のもとで行われた暴力テロ事件であると警察側が断定したことを明らかにした。事件に関わったと見られる逃走犯5人は、すでに全員逮捕された。人民網が伝えた。

北京警察は、今回の事件が発生した後、迅速な対応を見せた。連日連夜、多くの公安機関と協力して対応措置を進めた。現場検証の結果、事件を起こした車両には新疆ウイグル自治区のナンバー・プレートが付いており、車内にはガソリンの入った容器、包丁2本、鉄の棒が置かれていたことが判明した。また、車内からは、宗教的スローガンが書かれた旗も見つかった。さらなる調査の結果、28日正午ごろ、烏斯曼・艾山とその母の庫完汗・熱依木、その妻の古力克孜・艾尼の3人が車で長安街の側道を猛スピードで走り、通行人に向かって突入、2人が死亡、40人が負傷したことが明らかになった。3人は、天安門前にある金水橋の欄干に車を衝突させ、車内に置いてあったガソリンを炎上させ、全員車内で死亡した。

新疆など関連公安機関との緊密な協力によって、北京警察は、玉江山・吾許爾ら容疑者5人を逮捕した。初期捜査によると、逮捕された容疑者らは、「事件を起こした犯人達とは知り合いで、テロ事件を共謀した」と供述している。警察は、「聖戦」と書かれた旗や長刀などの物品を容疑者らの一時アジトから押収した。事件の捜査は今も進められている。(編集KM)

「人民網日本語版」2013年10月31日

 

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