習近平国家主席（中央軍事委員会主席）は16日、ミャンマー国防軍のミン・アウン・フライン総司令官と人民大会堂で会談した。

習主席はテイン・セイン大統領への心からの挨拶をミン・アウン・フライン総司令官に託したうえで「中国とミャンマーは山水相連なり、同胞・親戚としての深い友情を持つ、良き隣人、良き友人、良きパートナーだ。現在、国際情勢と国際構造には深く複雑な変化が生じている。両国の包括的・戦略的協力パートナーシップをたゆまず打ち固め、深化することは両国民の根本的利益に合致し、世界と地域の平和・安定の促進にもプラスだ。中国は対ミャンマー友好政策を揺るぎなく遂行する。ミャンマー側と共に、両国関係発展の大きな方向性を把握し、戦略面の意思疎通とトップレベルデザインを強化し、双方間の合意をしっかりと実行に移し、実務協力の順調な実行を促し、両国関係の健全で安定した持続的な発展を確保したい。中国はミャンマーとの国境地帯の平和と安寧を強く重視し、ミャンマーの民族和解プロセスを支持している。ミャンマー北部の平和・安定の早期実現を望む。引き続きこのために建設的役割を発揮したい」と表明した。

また、中国・ミャンマー両軍関係を積極的に評価。「双方が各分野の交流や協力を強化し、両国関係の発展に引き続き貢献する事を希望する」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2013年10月17日