ベトナムのグエン・タン・ズン首相は李克強総理のために歓迎式典を催した。
李克強総理は13日午後、ベトナムのグエン・タン・ズン首相とハノイのベトナム首相府で会談し、中越の包括的・戦略的協力パートナーシップの更なる発展について踏み込んで意見交換し、重要な共通認識にいたった。
李総理は「今回双方は共通認識にいたると同時に、海上、陸上、金融の3つの共同作業部会を設置した。年内に活動を開始して、3大分野の協力を並行して推進する。これは中越関係の未来志向の重要なブレークスルーだ。特に海上共同開発協議作業部会の設置は、協力を通じて難題を解決するとの双方の前向きなシグナルを発した。中越は共通認識と共通利益が溝を大きく上回る。ベトナム側と共に海上、陸上、金融の3本の主軸に沿って協力を推進し、互恵・ウィンウィンを実現したい」と述べた。
李総理は3大分野の協力についての中国側の基本的考えとして(1)中越海上共同開発協議作業部会を設置し、海上共同開発を積極的に推進(2)インフラ協力作業部会を設置し、戦略計画を強化(3)中越金融協力作業部会を設置し、金融協力を強化--を挙げた。
グエン・タン・ズン首相は「ベトナムは対中関係の発展を強く重視している。ハイレベル交流を一層緊密化し、政治的相互信頼を強化し、海上、陸上、金融協力を並行して推進し、溝を適切に処理し、越中友好関係・協力の全面的で前向きな発展を促したい」と表明した。
会談後、両首相は共同記者会見を行ったほか、海上、金融、経済、貿易、インフラ分野の協力文書の調印式に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月14日
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