李克強総理は10日午前、ブルネイの首都のバンダルスリブガワンでASEANプラス3(中日韓)首脳会議に出席した。
李克強総理は10日午前、ブルネイの首都のバンダルスリブガワンでASEANプラス3(中日韓)首脳会議に出席した。会議はブルネイのハサナル・ボルキア国王が主宰し、ASEAN10カ国と中国、日本、韓国の首脳が出席した。
李総理はASEANプラス3協力の深化について次の4点を提案した。
(1)地域の平和と安定を断固維持し、地域の焦点となっている問題、敏感な問題に適切に対処し、処理し、東アジアの発展という歴史的チャンスを捉え、活用し、東アジアの平和と安定を維持する。
(2)東アジア経済の統合を加速し、2015年までに「域内包括的経済連携(RCEP)」交渉の妥結を目指す。
(3)地域の金融セーフティネット構築を強化し、チェンマイ・イニシアティブのマルチ化(CMIM)協力を引き続き推進し、アジア通貨安定システム、アジア信用格付けシステム、アジア投融資協力システムを築き、地域の金融の安定と経済発展を促す。
(4)安全保障、社会、人、文化など各分野の協力を深化する。中国は各国と共同で東アジアの様々なシンクタンクの建設を促し、各国間の相互理解と感情の融合を促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月11日
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