外交部（外務省）の華春瑩報道官は8日の定例記者会見で「中国企業とトルコとの協力は両国間の正常な武器貿易協力だ。各国が客観的、理性的に受け止めることを希望する。正常な商業競争を政治化すべきではない」と表明した。

記者：NATOと米国が軍事機密漏洩を懸念してトルコ政府による中国の対空ミサイルシステム購入に反対したため、中国・トルコ間の契約が暗礁に乗り上げているとの報道について、コメントは。

華報道官：中国政府は一貫して慎重で責任ある姿勢で武器貿易協力を行っている。中国の武器輸出は関係地域と世界の平和・安全・安定を損なわず、相手国の内政に干渉しないとの原則に従い、国際的義務を厳格に遵守している。中国企業とトルコとのこの協力は両国間の正常な武器貿易協力だ。各国が客観的、理性的に受け止めることを希望する。正常な商業競争を政治化すべきではない。（編集NA）

「人民網日本語版」2013年10月10日