(3)情報通信、リモートセンシング衛星、バイオテクノロジー分野の協力を強化し、科学技術実験室の建設を積極的に推進する。
(4)防衛当局間協議制度の役割を発揮し、両軍の交流・協力を強化する。法執行協力を強化し、力を合わせてテロと国際犯罪を取り締る。
(5)地方協力と民間往来を拡大する。来年は両国の国交樹立40周年ならびに中国・マレーシア友好交流年だ。双方は青年100人団交流を含め記念行事をしっかりと計画する必要がある。
ナジブ首相は「習主席の来訪は友好と温かみに満ちている。マレーシアと中国の友好には堅実な土台がある。両国関係は1974年の国交樹立以来長足の発展を遂げ、各分野の協力は実り豊かな成果を上げている。マレーシアにとって中国は信頼できる友人だ。中国と包括的・戦略的パートナーシップを強化することに期待している。両国関係には大きな将来性があると信じている。中国側の協力提案に完全に賛同する。これらの構想は重大な意義を持ち、両国関係の一層の進展を促す。中国側と各レベルの意思疎通を継続し、相互貿易を拡大し、相互投資を促進し、欽州産業パーク、クアンタン産業パークをしっかりと建設したい。マレーシアのインフラ整備への中国企業の参加を歓迎し、金融機関の相互設置を奨励する。両軍、科学技術、法執行、教育、観光、人、文化分野で中国側と交流や協力を強化したい。中国側の提唱するアジアインフラ投資銀行の創設を完全に支持する。参加を検討したい。ASEANと対話パートナー国との関係の中で、ASEAN・中国関係は最も活発だ。ASEAN・中国関係の発展を積極的に促し、地域協力を推進し、地域の平和・安定・繁栄を促したい」と表明した。
会談後、両首脳は協力文書の調印に立ち会った。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月7日
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