10月1日の国慶節(中国の建国記念日)を控え、旅行市場が活況を呈している。旅行情報サイト・青芒果の運営センターのデータによると、国内旅行は9月中旬より予約のピーク期に入り、香港・青島・上海・杭州・麗江・鳳凰・大理などの大衆向け観光都市および古鎮(歴史の趣きを留める旧市街地)のホテル・旅館の予約が激増し、通常の3倍に達している。国際金融報が伝えた。
青芒果の調査データによると、80%の人は快適で利便性の高い、人文的特色を持つリーズナブルなホテルや旅館に興味を示しており、200元(約3200円)以下のリーズナブルなホテルの予約が占める比率が85%に達している。青島・西安・北京・廈門(アモイ)・麗江など人気都市のホテル・旅館の宿泊料金は、国慶節の長期期間中に平均10-20%上昇し、その他の都市は小幅増となっている。一方で、割引価格が適用される場合もある。例えば青芒果のウェブサイトを通じ、一部都市のホテル・旅館・民宿を事前予約すると、価格が30%オフになる。また国慶節に特別価格で提供される部屋(計数万部屋)があり、値下げ幅は最大で315元(約5040円)に達し、割安感がある。
青芒果の統計データによると、10月1日から5日の宿泊率が最も高くなっている。青芒果の高戈CEOは、「旅行を予定している観光客は割引を上手に活用し、事前予約・事前支払いを利用するべきだ」と提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年9月27日
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