第12回中国全国運動会が2013年8月31日から9月12日にかけて、遼寧省瀋陽市で開催された。すべての競技場と中国全国運動会村では4Gサービスが提供され、「撮影した写真の即時アップロード、高速ネット接続」が可能となり、どこよりも早く「デジタル化中国全国運動会」を体験した。科技日報が伝えた。

開幕式が開かれた瀋陽オリンピック・スポーツセンター・スタジアムでは、通信キャリアのスタッフのサポートにより、携帯電話による4Gネットワーク接続が実現した。200MBのソフトのダウンロードも、わずか数分間で完了できる。

瀋陽市の4Gネットワーク建設はすでに一定規模に達している。通信キャリアは今年年末までに240億元を投じ、瀋陽市に820基の4G基地局を設置する予定で、すでに瀋陽市の主な市街地、および中国全国運動会村、中国全国運動会競技場、空港、駅などをカバーした。

中国全国運動会の開催期間中、全国各地からの選手・スタッフ・メディア・来場者は、高品質・高速のワイヤレスネットワークサービスを利用した。通信キャリアはさらに位置サービスやモバイル事務処理などの先進技術・事業を中国全国運動会に導入し、すべてのホットスポットを2G・3G・無線LAN・TD-LTEでカバーした。（編集YF）

「人民網日本語版」2013年9月13日