李克強総理は2日、第10回中国・ASEAN博覧会ならびに中国・ASEANビジネス投資サミットに出席するため訪中したミャンマーのテイン・セイン大統領、カンボジア首相のフン・セン首相、ラオスのトンシン首相、タイのインラック首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相、シンガポールのテオ・チーヒン副首相と南寧市内でそれぞれ会談した。

中国・ASEAN関係について李総理は「中国新指導部にとってASEANとの戦略的協力の一層の強化は揺るがぬ政策だ。ASEAN各国と共にチャンスを捉え、東アジア協力の正しい方向性を堅持し、団結・協力し、共に発展を図り、中国・ASEAN自由貿易圏のアップグレード版を築き、アジアインフラ投融資プラットフォームを構築し、海上協力を積極的に展開し、溝を適切に処理し、次の10年間で一層の発展を遂げるよう中国・ASEAN関係を促したい」と表明した。

ASEAN各国首脳は「中国はASEAN諸国にとって友好的近隣国、誠実なパートナーだ。中国と手を携えて努力し、双方関係をさらに高い水準へと押し上げたい」と表明した。

李総理は同日、中国・ASEANネットワーク連結交通相特別会議に出席するため訪中したASEAN諸国の交通相とも会談した。（編集NA）

「人民網日本語版」2013年9月3日