また「科学技術革新力を強化し、産業のコア・コンピタンスを強化するには、大局を押さえ、世界の科学技術と産業革命の大きな趨勢と中国の経済・社会発展上のニーズに狙いを定め、構造調整とモデル転換・高度化上の要請をしっかりと押さえ、体制・制度革新によって、企業の主体的役割を十分に発揮し、無数の科学研究者の創造力、イノベーション能力を喚起し、イノベーションの成果を確かな経済・社会効果に転化し、科学技術が人々に幸福をもたらすようにしなければならない。応用研究も基礎研究もこの方向に沿って取り組みを強化しなければならない」と指摘した。
さらに「教育の公平性の推進であれ、科学技術と経済・社会の深い融合の促進であれ、カギを握るのはやはり改革だ。改革は最大の配当をもたらす。かつて大学入試の再開から着手して教育に力を入れたことは、無数の人々の運命を変え、国家の発展に深い影響を及ぼした重大な改革措置だった。今、教育と科学技術分野の改革を深化するにも、やはり全体に波及する突破口と切り口をしっかりと押さえ、現在効果を生じ、長期的に一層の効果を生じる重要な改革措置をしっかりと打ち出し、一層の成果を求めなければならない」と強調した。
李総理は最後に「中国経済のアップグレード版を築くには、中国の国情に立ち、今後相当長期間にわたり引き続き『人口のもたらす配当』を活用するとともに、『人材のもたらす配当』をより重視しなければならない。このためには一に教育、二に科学技術に頼り、両者を有機的に結合して、中国の富の創出能力を大幅に強化し、社会・文明の進歩を促さなければならない」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月2日
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