李克強総理は8月29日、自らがトップを務める国家科学技術・教育指導チームの第1回全体会議を招集した。
李克強総理(中共中央政治局常務委員)は8月29日、自らがトップを務める国家科学技術・教育指導チームの第1回全体会議を招集した。中国政府網が伝えた。
指導チームは教育部(教育省)、科学技術部(科学技術省)から報告を受けたうえで、今後の教育と科学技術の発展・改革について踏み込んで話し合った。李総理は「教育は民生改善の源であり、文明を継承する媒体だ。子どもに良い教育を受けさせることは、ほとんどの家庭に共通する願いだ。知識の習得は人々により多くの発展の機会を与え、社会文明の継続、道徳規範の遵守にも寄与する。持続的な経済発展、たゆまぬ民生改善、社会公正の促進は今期指導部の3大課題だ。教育の公平性はスタートラインの公平性としての意義を持ち、社会の公平性の重要な基礎であり、自らの努力によって平等な競争に参加する能力を高め、縦方向の社会的移動の促進に寄与する。中国の発展に存在する都市・農村間、地域間の2大格差を縮小するには、中・西部と農村のために働く人材をより多く育成しなければならない。教育資源を中・西部と広大な農村地域に重点的に割り当て、中・西部地域の教育水準を高めなければならない。国家重点大学を中心に中・西部の教育協力を強化し、国家戦略に奉仕する意識を強化し、優秀な教員の様々な形での中・西部への貢献を奨励しなければならない。現代情報技術を駆使して、貧困地域の子どもたちが良質な教育資源を享受できるようにしなければならない。教育の公平性の面で方法を多く考え、具体的措置を多く講じなければならない。東部地域は理念とモデルを革新し、教育の質の向上において模範的役割とリーダーシップを発揮しなければならない」と述べた。
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