国防部(国防省)の29日の定例記者会見で、楊宇軍報道官が多国間交流・協力、中米関係、中印関係などについて質問に答えた。
記者:このほど中米両海軍はアデン湾で海賊対策の合同演習を行った。中国海軍艦隊は真珠湾で米軍と捜索・救難演習も行う。2014年のリムパックには中国の軍艦が初参加する。中米両軍の相互信頼は新たな高みに達したとの指摘があるが、どう見るべきか。
楊報道官:全体的に見て、中米両軍関係の発展は新たなチャンスを迎えている。今年に入り、中米両軍関係は全体的に積極的発展の良好な流れにある。双方はハイレベル交流、軍艦相互訪問、合同演習、軍学校交流、軍事公文書などの実務交流・協力で新たな進展を遂げた。少し前に常万全国務委員兼国防部長(国防相)が米国を公式訪問し、前向きな成果を上げた。中米両海軍は少し前にアデン湾海域で海賊対策の合同演習を成功裏に行った。9月には海上合同捜索・救難演習も行う。
両軍関係には長年解決されずにいる困難や障害もまだある。中国側は米側と共に相互尊重と互恵・ウィンウィンを基礎に、対話、意思疎通、協力を強化し、中米両軍関係の健全で安定した前向きな発展を促すことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月30日
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