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比が台湾漁船事件で謝罪 台湾が制裁措置解除

 

台湾の林永楽「外交部長」は8日夜の記者会見で、「広大興28号」事件について、「国家安全会議」の決議および台湾当局の指導者馬英九氏の指示に基づき、フィリピンに対する11項目の制裁措置を解除することを発表した。

8日午前、フィリピンのアキノ大統領の特使が台湾屏東県小琉球を訪れ、死亡した漁師、洪石成さんの遺族に正式に謝罪したうえで、事件関係者の速やかな起訴に全力を挙げるとのフィリピン司法当局の方針を説明。アキノ大統領の署名したお詫びの書簡も手渡した。

今年5月9日に台湾屏東県の漁船「広大興28号」が鵝鑾鼻南東沖でフィリピン公船から発砲を受け、乗組員の洪石成さんが死亡した。この事件に島内の民衆は激怒。台湾はフィリピンに謝罪、賠償、犯人の処罰を求め、11項目の制裁措置を発動した。その後、双方は互いに調査団を派遣した。

8月7日午後、フィリピンおよび台湾方面は調査結果を各々発表。フィリピン国家捜査局は関係者8人を殺人罪で起訴するよう提言した。台湾屏東地検はフィリピン沿岸警備隊員8人を殺人罪で起訴。台湾当局は被害者と遺族のために公正な裁きをする必要があると表明した。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年8月9日

 

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