日本は6日、国際社会に全く異なる2つの顔を見せた。同日は広島の原爆投下から68周年にあたり、日本は荘重な式典を催して自らの「悲しみ」を訴えた。だが、政治の中心地にほど近い横浜では「第2次大戦後最大の軍艦」が進水したのだ。環球時報が伝えた。
全長248メートル、満載排水量2.7万トンのこの軍艦を日本は「護衛艦」と称しているが、ヘリコプター14機を搭載可能な同艦は空母により近いとアナリストは指摘する。
このヘリ空母は「いずも」と命名された。これはかつて中国侵略戦争時に日本海軍の中国方面艦隊の旗艦に使用された名だ。
日本の動きについて、中国国防部(国防省)報道局は7日、環球時報の取材に「われわれは日本側のたゆまぬ軍備拡大を注視している。日本側の動向にアジア隣国と国際社会は強く警戒すべきだ。日本側は歴史を鑑として、専守防衛を堅持し、平和的発展の道を歩むとの約束を守るべきだ」と表明した。
だが日本にとって「歴史を鑑とする」のはますます困難になっているようだ。日本メディアは同日、日本政府が軍国主義を象徴する旭日旗への「間違った評価を正し」、国旗の日の丸と同様日本の象徴として、国際的な場で使用できるようにする見解を作成中であることを報じた。この報道に韓国メディアは激怒。韓国紙・中央日報は「日本の自閉症はアジアの平和にとって足かせだ。まず日本が自閉症の中から出てこなければ、隣国が近づくのは困難だ」と論じた。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月7日
|