外交部(外務省)の華春瑩報道官は昨日、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに「日本の政治指導者による靖国神社参拝はいかなる形式や立場によるものであっても、その本質は日本軍国主義による侵略の歴史を否認する企てであり、中国側が受け入れることはあり得ない」と強調した。中国新聞社が伝えた。
日本メディアの5日付報道によると、安倍内閣の稲田朋美大臣と自民党の高市早苗政調会長が8月15日に靖国神社を参拝する意向だが、安倍首相、主要閣僚、与党上層部は中韓など隣国の反対を招かぬよう参拝しない方針だ。
華報道官は「靖国神社問題は日本の為政者が自国の過去に誠実に向き合うことができるかどうか、日本軍国主義による侵略の歴史を正しく認識し、扱うことができるかどうか、被害国国民の感情を尊重できるかどうかに関わる」と指摘。「日本の政治指導者による靖国神社参拝はいかなる形式や立場によるものであっても、その本質は日本軍国主義による侵略の歴史を否認する企てであり、中国側が受け入れることはあり得ない。中国側は日本側に対して、この問題で言動を慎み、実際の行動によってアジア隣国と国際社会の信用を得るよう促す」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月7日
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